ネイティブが多用する「Do you want me to DO?」に戸惑った方も少なくないはず。
直訳すると、「私に〜してほしい?」となります。
「え?別に、あなたにそうしてほしい、わけじゃないけど・・なんでそんな聞き方するの?」
と疑問に思いませんでしたか?
ここでは、その意味や使い方をご紹介します。
これを読んで、あなたも「Do you want me to DO?」を使いこなせるようになりましょう。
Do you want me to DO? の意味
Do you want me to DO? は、直訳すると「私に〜してほしい?」という意味です。
それを文字通り受け取ってしまうと、日本人としてはなにかこそばゆい気持ちになってしまいます。
こちら、ネイティブが多用するのでマストで覚えてください。
実は、「〜しましょうか?」という提案を表しているのです。
相手に何かしてあげられることはないか、手伝ってあげられることはないかと尋ねているのです。
Do you want me to DO? の例文
では、どんな場合に使われるのか見てみましょう。
Do you want me to bring him home?
私が彼を家まで送りましょうか?
Do you want me to give a sample?
サンプルを差し上げましょうか?
Do you want me to take a photo?
写真を撮ってあげましょうか?
Do you want me to help you with English homework?
英語の宿題のお手伝いをしましょうか?
Do you want me to cook tonight?
今夜は私が料理をしましょうか?
Do you want me to call the doctor?
お医者さんに電話しましょうか?
Do you want me to send a confirmation email?
確認のメールを送りましょうか?
このように、とにかく、どんな場合でも使うことができるので、とっても便利です。
Shall I〜?との違い
ここで思い出すのは、「Shall I 〜?」という提案の表現があったということですよね。
教科書英語を習ってきた私たち日本人には、「Shall I〜?」こそが提案のフレーズだと思ってきました。
ところが、そのフレーズは残念ながら実際にはほとんど使われていません。
「Shall」を「Will」の代わりに使うことのあるイギリス英語では、「Shall I〜?」というと丁寧に聞こえることもあるようです。
しかし、私たちが一般的に利用する価値はなさそうです。
ネイティブに聞くと、「Do you want me to DO?」の方が自然で適切に聞こえるそうです。
Do you want me to DO? への答え方
Do you want me to DO? への答え方を練習しておきましょう。
YES の場合
相手の提案に対して、「YES」と伝えたい場合はこちらを参考にしてください。
Yes, please.
ええ、お願い(します)
Thank you. You're so kind.
ありがとう、親切なのね。
シチュエーションによって、いろいろな返答の仕方があると思います。
NOと伝えたい場合
相手のアシストが必要ない場合は、こちらを参考にしてください。
Thank you but I'm fine.
ありがとう、でも(手伝ってもらわなくて)大丈夫です。
Thank you. You don't have to.
ありがとう。その必要はなさそう。
Thank you. I'll do that.
ありがとう、私がやるわ。
シチュエーションによって様々な返答方法があると思います。
まとめ
Do you want me to DO? を使う準備はできましたか?
海外ドラマや映画でも頻発すると思うので、気をつけて観てみてくださいね。
その時の返答の仕方も聞いておくと、返答の幅を広げることができますね!