英語

【未来形どれ使う?】 Will / Be going to / Be doing の違いを徹底解説

2023-04-26

未来のことを話す表現、will / be going to / be doing の違いってなに?

今回は、未来の予定について話すときに使う「will」「be going to」「be doing」の3つについて解説します。

  • will ・・・話している時点で決定した未来について話すとき
  • be going to ・・・話している時点ですでに決定していた未来について話すとき
  • be doing・・・100%確実に起こる未来について話すとき

学生時代に受けてきたような筆記のテストでは、「will」を「be going to」で置き換える穴埋め問題などが出ます。

しかし、リアルな英語では必ずしも置き換え可能とは限りません。

英語の「ニュアンス」や「イメージ」」が感覚で感じとれると、話す英語がグッと自然になります。

相手にもあなたの意図していることが的確に伝わり、コミュニケーションが楽になりますよ!

文法ではなく、ぜひ感覚で捉えてみてください。

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助動詞 「will」 の使い方とニュアンス

will」は、話している時に決定した未来(それまでに決定していなかった未来)について話すときに、使われます。

ピザを題材に、会話の例文を見てみましょう。

Chris:There is a new Italian restaurant just around the corner.
クリス:すぐそこの角に新しいイタリアンレストランがあるよ。

Mary:Good, then we will eat pizza there tonight.
メアリー:いいね、じゃあ今日はそこでピザを食べることにしよう。

おいしいイタリアンレストランがあると聞いて、「じゃあ、今夜はピザを食べよう」と、会話をしています。

大事な事実:今夜二人は夕飯にピザを食べると決まっていなかった。

ということなのです。

ピザを食べると決まったのは、「今!」、話していたその瞬間であることに気づいてください!

発話時点で決定した未来に「will」を使っています。

これは、100%確実な未来ではありません。

イタリアンレストランに予約しようとしたら満席で、今日はやめておこう、ということになるかもしれません。

この後、やっぱりピザを食べる気分にならなくてやめてしまうかもしれません。

理由はなんであれ、気分的に軽いノリで「ピザを食べよう」と未来について話しているニュアンスです。

他にも、「will」は下記のような場面で使います。

その多くは、「自発的に起こす未来」(Spontaneous decision)であることに注目してください。

例文です。

喜んで何かをすると伝えるとき

I'll pay for your dinner. 
夕飯代は僕が払うよ。

助けを申し出るとき

I'll make a reservation for you.
君のために予約しておくよ。

推量や可能性を示すとき

I suppose he will be late for the training.
彼はその練習に遅れてくると思うよ。

約束をするとき

I'll love you forever.
生涯、君を愛するよ。

信念や予言を表現するとき

Do you think you'll come home on time?
時間通りに帰って来ると思う?

決意や意志を示すとき

I'll get married next year.
来年結婚します。

結婚の申し出をするとき

Will you marry me?
結婚してくれる?

いかがでしょう。

「発話時点で決定した未来」(それまでに決定していなかった未来)を示す助動詞「will」のニュアンスをわかっていただけましたか?

「will」は、このように自分の気持ちや推量がこめられているものなのです。

参考記事

be going to の使い方とニュアンス

上記『助動詞 「will」 の使い方とニュアンス』以外のシチュエーションで、未来を表すときは「be going to」を使うと思ってもかまいません。

使うときは、「Be動詞」が主語によって変化することに注意しましょう。

主語現在形の動詞それ以下
Iamgoing to do
Youare
He / Sheis
Theyare

「going to do」の「do」の部分には、「come」「 visit」「eat」「 have」「 take」など動詞の原形が入ります。

再び、ピザを題材に例文を見てみましょう。

Thomas: What are you going to do tonight?
トーマス:今夜は何をする予定なの?

Mary:I'm going to eat pizza tonight with my family.
メアリー:今夜は家族とピザを食べる予定だよ。

この会話では、今夜の予定を聞かれた時、すでに「今夜はピザを食べるはずだ」と決まっていたようです。

ただ、もし、トーマスが別の提案をしてきたら、メアリーはどうするでしょう?

Thomas: I found a good Japanese restaurant near here.
Why don't you go there with me and my friend Aki?
トーマス:近くにおいしい日本食レストランを見つけたんだ。友達のアキもくるけど一緒にどう?

Mary:Nice. I'd love to. Then I will call my mom.
メアリー:いいわね。ぜひ。じゃあママに電話するね。(ピザを家族と食べないことを知らせるために)

メアリーはピザを食べる予定でしたが、100%確実で変更できない未来ではありませんでした。

トーマスの提案を受け、変更できるくらいの予定を「be going to」で表していたのです。

「予め定まっている」ものが「予定」ですが、「予定は未定」、変更も可能な程度なのです。

このように、「will」との決定的な違いは、「発話時点ですでに決定していた未来」について話すことです。

「be going to」は便利でよく使えます。

会話中に迷ったら、「be going to」を使ってればとりあえず大丈夫です。

Be 〜ing形の使い方とニュアンス

「be doing」の使い方をする時は、100%確実に起こる未来のことを伝えます。もう決定していることです。

同じように、ピザの話題で考えてみましょう。

Thomas:I found a good Japanese restaurant near here.
Why don't you go there with me and my friend Aki?
トーマス:近くにおいしい日本食レストランを見つけたんだ。友達のアキもくるけど一緒にどう?

Mary:Thanks for asking, but I'm eating pizza tonight with my family. We haven’t seen for a while so I cannot miss it.
メアリー:誘ってくれてありがとう、でも今夜は家族でピザを食べるのよ。しばらく会ってないから、キャンセルはできないわ。

メアリーは、「be doing」の表現を使うことによって、今夜はピザを食べるんだ、と強い決意を持って未来を答えているのです。

もしかしたら、メアリーのママは、今頃ピザを手作りしている頃かもしれません。

もしかしたら、すでに家族の集まりは始まっていて、メアリーが遅刻している段階なのかもしれません。

この場合、どう誘っても、「ピザを食べる」という未来は変わりそうになく、100%の確実性を持っている未来が「be doing」と捉えましょう。

他に、よく映画やドラマでも耳にするのは、こんな会話。

Mom:Mary, come down and eat your breakfast!
ママ:メアリー、降りてきて朝ごはん食べちゃいなさい。

Mary:Ok, I'm coming.
メアリー:今、行くよ。

メアリーは100%の確実性を持って「I'm coming」と伝えています。きっとまさに今、降りてこようとしているところなのでしょう。

もしこれが、「I'll be there」だったら、まだ目覚めたばかりですぐに行けるような状態じゃないのかもしれませんね。

いかんせん、すぐには降りてこない、というような、イメージです。

【失敗しらず】 Will / Be going to / Be doing の違いを徹底解説、のまとめ

いかがでしたか?

今日の内容をまとめると、以下のようになります。

  • 発話時点で決定した未来(それまでに決定していなかった未来)について話すのが「will
  • 発話時点にすでに決定していた未来について話すのが「be going to
  • 100%確実に起こる決定した未定について話すのが「be doing

この記事の目次は以下のとおりです。

未来のことを話すときは「will」という考えは捨てましょう。

「will」は自分の意見推量が大きく反映される表現です。

相手の気持ちやシチュエーションを考えながらそれぞれを捉えると、イメージしやすいです。

そして、自分が話すときに、さっと出てきやすいと思いますよ。

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