英語

40代からの英語文法やり直し|中学英語を1ヶ月で復習する完全ガイド

2025-10-14

英語が話せたらなー

もう遅いかなー

いえ、遅くありません!

40代になってから英語をやり直す人が増えています。

仕事や海外旅行のためだけでなく、「もう一度、自分を成長させたい」という想いがきっかけになることも多いです。

文法が苦手でも大丈夫。

文法は英語の地図のようなものです。

こんな方におすすめ

  • 40代で英語学び直しを考えている社会人
  • 基礎文法に自信がなく、会話力を上げたい方
  • 短期間・効率的に英語学習を進めたい方

中学レベルを整理するだけで、会話もリスニングも驚くほどスムーズになります。

今こそ、「to=方向」「for=目的」のように、感覚で英語を理解する第一歩を踏み出しましょう。

1. 中学英語の文法を1ヶ月で復習する3ステップ

Step1:中1文法をざっくり復習(be動詞・一般動詞・疑問文)

最初の1週間は「英語の基本の型」を思い出す期間です。

be動詞(am, is, are)と一般動詞(play, likeなど)の違いを整理しましょう。
たとえば「I am happy.」と「I play tennis.」の違いを説明できればOK。


また、疑問文や否定文(Are you OK? / I don’t like coffee.)も声に出して練習してみましょう。
この段階では、“文の形を体に思い出させる”のが目的です。

Step2:中2文法で「過去・未来・助動詞」を押さえる

2週目は「時間を表す文法」を中心に復習します。

「過去形」「未来形」「助動詞(can, will, must)」を使いこなせるようにしましょう。

たとえば「I went to Kyoto last week.」「I will study English tomorrow.」など、実際の生活に結びつけて練習すると効果的です。

助動詞は会話でとてもよく使うので、ニュアンスをつかむことを意識しましょう。

Step3:中3文法で「不定詞・関係代名詞・比較」を整理

3週目は「表現の幅を広げる文法」を学びます。

「to不定詞(I want to learn English.)」「比較(This book is better than that one.)」「関係代名詞(the book that I read)」などを、例文で整理しておくと安心です。

完璧を目指すよりも、「なんとなく意味がつかめる」状態で十分です。

中学文法の全体像がつながれば、英会話も理解しやすくなります。

Step4:まとめ&会話で実践

最後の1週間は、1〜3週目で学んだ文法を実際に使う練習にあてます。

簡単な日常会話や自己紹介、仕事で使えるフレーズを声に出して練習し、文法知識を体に定着させましょう。

中学文法の全体像をつなげることで、英会話の理解が格段に楽になります。

2. 1日15分×1ヶ月|中学英語文法復習プラン

上記を1日たった15分で実践できる中学英語文法の復習プランを作ってみました。

第1週:中1文法をざっくり復習(be動詞・一般動詞・疑問文)

第1週目は中学1年生で習う文法をざっくりと復習します。

月〜金be動詞・一般動詞の文を声に出して5分ずつ練習
疑問文・否定文を5分ずつ練習
1週間の復習、例文を自分の生活に置き換えて声に出す

第2週:中2文法(過去・未来・助動詞)

第2週目は中学2年生で習う文法を復習します。

月〜水過去形の例文を作って発話練習
木〜金未来形・助動詞(can, will, must)の使い分けを練習
過去・未来・助動詞を組み合わせた文章を声に出す
1週間の復習、生活や仕事のシーンで使える例文を作る

第3週:中3文法(不定詞・関係代名詞・比較)

第3週目は中学3年生で習う文法を復習します。

少し複雑なことをやっている気分がしてくるかもしれませんが、がんばりましょう!

月〜水to不定詞の文を作って発話練習
木〜金関係代名詞と比較表現の文を作って練習
3文法を組み合わせた文章を作って声に出す
1週間の復習、意味がつかめる状態を確認

第4週:まとめ&会話で実践

第4週目はこの3週間の復習です。

発声することがとても大切です。

月〜金自己紹介・日常会話・仕事フレーズを声に出す(5分ずつ)
前3週の文法を使った簡単な会話を作る
1ヶ月の総復習、声に出して話すことで文法を体に定着

ここまでよく頑張れました👏

3. 文法をやり直すときのおすすめ教材・アプリ

文法を学び直すときは、「理解」と「実践」の両方をバランスよく取り入れるのがポイントです。

ここでは、紙教材・アプリ・音声ツールの3タイプ別におすすめを紹介します。

どれか1つでOK。大事なのは“続けられる教材”を選ぶことです。

3-1. 紙派におすすめの定番教材(中学英語ドリル・Grammar in Useなど)

「書いて覚える派」の人には、紙の教材がやっぱり強い味方です。

3-1-1. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

中学英語を総復習するなら『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研)が定番。

短い例文とやさしい解説で、基礎を思い出すのに最適です。

こんな方におすすめ

  • 中学英語をもう1度勉強したい人
  • 難しいことは嫌いな人
  • あまり本を読むのが好きではない人

3-1-2. English Grammar in Use Book with Answers

少しレベルを上げたいなら『English Grammar in Use』(Cambridge)もおすすめ。
例文の自然さとシンプルな解説が、大人学習者にぴったりです。

いろいろな英文法書があるのですが、私は本当に「English Grammar in Use book」がおすすめです。

こんな方におすすめ

  • 英文法を英語のまま理解したい人
  • 日本語で英文法を理解しようとすると疲れる人
  • あれこれ英文法書を買い求めたくない人

日本語の文法は日本語で説明するからこそ、正しく伝わるのだと思いませんか。

英語もしかり。

日本語の文法語に惑わされている人(未来完了、過去完了、関係代名詞、仮定法、など)には、特におすすめです。

3-2. スキマ時間に使えるアプリ(Duolingo, Mikan, 英語物語)

忙しい40代には、スキマ時間学習が最強の味方です。

「Duolingo」はゲーム感覚で文法を復習でき、「Mikan」は単語学習と文法確認を同時に進められます。

日本語サポートのある「英語物語」も人気で、ストーリー形式で中学英文法を自然に復習できます。

通勤や昼休みの10分で続けられるのが魅力です。

3-3. YouTube・ポッドキャストで耳から復習する方法

文法を「聞いて理解する」練習も効果的です。

YouTubeなら「バイリンガール英会話」や「Atsueigo」など、説明が分かりやすいチャンネルを選びましょう。

また、ポッドキャストなら「Hapa英会話」は日本語での説明もあり、通勤中に耳を慣らすのもおすすめです。

耳から文法を吸収することで、自然に“使える英語”へ変わっていきます。

4. 40代が英語文法でつまずきやすいポイントTOP3

英語をやり直すとき、特に40代以上の学習者が悩みやすいポイントがあります。ここを知っておくと、効率よく学べます。

ポイント1:時制の混乱(現在・過去・未来)

過去形や未来形の使い分けは、意外と大人でも間違えやすい部分です。
たとえば「I went to the store yesterday.」と「I will go to the store tomorrow.」の違いをイメージできないと、文章も会話も不自然になります。
「いつのことを話しているのか」を意識するだけで、ぐっと理解が進みます。

ポイント2:前置詞の迷い(to / for / in / atなど)

「to」と「for」の違いや「in」「at」「on」の使い分けは、初心者が混乱しやすい代表例です。
感覚的に覚えようとするよりも、“方向・目的・場所のイメージ”で整理すると記憶に残りやすいです。

ポイント3:関係代名詞・比較表現の理解不足

「who」「which」「that」や「-er / -est」の比較表現もつまずきやすいポイントです。
日常会話ではあまり難しい構文は出てきませんが、文章で読むと理解に時間がかかります。
例文で感覚をつかみ、少しずつ自分でも作ってみると定着が早いです。

5. 1日15分でも続く!英語文法学び直しの習慣化テクニック

英語をやり直すとき、最も大切なのは続けることです。
毎日まとまった時間が取れなくても、1日15分の学習を習慣化すれば、1ヶ月後には確実に理解が深まります。

5-1. 完璧主義をやめて「3割理解×反復」

最初から完璧を目指すと挫折します。
ポイントは「3割理解でOK」と割り切り、何度も反復すること。
例えば、be動詞や一般動詞を完全に覚えようとせず、まずは例文を声に出して繰り返すだけでも効果があります。
小さな成功体験を積み重ねることで、学習のモチベーションが自然と続きます。

5-2. 英語ノートは1冊でOK!「書く」より「使う」へ

ノートを複数用意する必要はありません。
1冊に文法ポイントや例文をまとめ、実際に使う練習を意識しましょう。
声に出す、短文を作る、アプリでクイズ形式で復習するなど、「書く」だけでなく「使う」ことが定着のカギです。

5-3. 続ける人だけが伸びる理由

英語力は、量よりも継続の質で伸びます。
1日15分でも、毎日コツコツ学ぶ人と不定期に長時間学ぶ人では、半年後の差は大きく開きます。
短くても続けられる方法を見つけ、自分の学習習慣として定着させることが、40代からの文法やり直し成功の秘訣です。

まず今日から1日15分だけ声に出して復習してみましょう

6. 中学英語を制するためのおすすめ本

今度こそ英語を話せるようになりたい人のために、おすすめの本をご紹介します。

6-1.『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』

中学英語の基礎文法を丁寧に解説。be動詞・一般動詞・疑問文など、英語をやり直す40代にもわかりやすく、基礎からしっかり復習できます。

おすすめポイント:「be動詞」「一般動詞」「疑問文」など、基本的な文法事項をしっかり復習できます。


6-2.『英語耳』

英語の音に慣れ、リスニング力を鍛える定番書。発音や音の変化のコツを学べるので、聞き取りに自信がない方でも効率的に耳を慣らせます。


おすすめポイント:「音の変化」や「発音のコツ」を学ぶことで、英語の音に慣れることができます。

6-3.『マンガでおさらい中学英語』

マンガ形式で中学英語の文法や表現を解説。イラストや会話形式で理解しやすく、中1〜中3までの文法を楽しくざっくり復習できます。


おすすめポイント:文字だけでなくマンガで学べるので、英語をやり直す40代以上の学習者にも読みやすく、隙間時間で効率的に復習可能です。

まとめ:中学文法を制すれば、英語は必ず話せる

40代からの英語文法やり直し|中学英語を1ヶ月で復習する完全ガイド、のまとめです。

40代からの英語文法やり直し|中学英語を1ヶ月で復習する完全ガイド、のまとめ

  • 中学英語の文法は、日常会話や仕事英語の基礎。基本を押さえるだけでコミュニケーションの9割をカバー可能。
  • 1ヶ月で復習する3ステップを実践すれば、「読む・書く・話す」力を効率的に底上げできる。
  • 毎日15分の習慣化で文法が定着し、40代からでも着実に英語力が伸びる。
  • 英語学び直しで重要なのは、完璧を目指さず反復すること。小さなステップの積み重ねが、大きな成長につながる。

https://reinalog.com/nativecamp-start/(新しいタブで開く)

-英語
-