- 英語学習の目標を立てて、早く話せるようになりたい。
- でも、どんな目標を立てたらいいのかな?
- 挫折を繰り返している。
- 失敗しない目標の立て方を知りたい。
何事でも、成果を出すには目標設定が欠かせません。
ただし、その設定方法を間違えると、挫折や失敗の原因にもなります。
そこで本記事では、次のことをお伝えします。
- まず英語学習の目的を考えよう
- 英語学習の失敗しない目標の立て方4ステップ
- 私の英語学習も目標の立て方で失敗してきた話
という私は現在英語学習歴通算30年ですが、大学卒業後は、挫折を繰り返しながら、中断しつつ、また最近になって英語学習を始めています。
わたし自身も目標の立て方に迷い、たくさん失敗してきました。
そのなかで、今回紹介する方法で目標設定したところ、スルスルと目標が叶っていきました。
小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感も上がってきました。
それほどむずかしい目標の立て方ではないので、ぜひ本記事を読んで参考にしてみてください。
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まずは大人になって学び直す英語学習の目的を決めよう
具体的な目標を決める前に「なぜ英語学習をするのか」という目的を決めましょう。
もしかすると「なんとなく」と考える人もいるかもしれませんが、ここでは理由ではなく「英語力がアップしたら叶えたいこと」で考えます。
コンセプトとも言えるかもしれません。
なぜそのような英語学習目的を立てるかというと「英語学習=なりたい自分」だからです。
つまり、あなたはなりたい自分になれて初めて、英語学習の価値や楽しさを理解できるのです。
なので、英語学習の末になりたい自分を想像して目標設定を立てましょう。自己中心的に。
たとえば私の英語学習目的は、次のとおり。
- 英語力をもっとあげて、収入を増やしたい。
- 日本語を話すように英語を話したい。
- 外国籍の友人をたくさん作りたい。
上記の英語学習目的にしたのは「今足りないものを英語力をあげることによって補いたい」と思っているからです。
英語学習目的があると、例えTOEICのスコアがあがらなくても、それ以外でのモチベーションアップにもつながります。
まずは「何のために英語学習をするのか」を考えてみてください。
英語学習を失敗しない目標の立て方4ステップ
英語学習で失敗しない目標の立て方は次の4ステップ。
- 方向性として数値目標を立てる
- ラップ目標を立てる
- 自分の現在の英語力を知る
- 行動目標に落とし込む
仮定として「英語力をあげて収入をあげたい」方向けに目標の立て方を解説します。
①方向性として数値目標を立てる
まずは方向性として、英語力の数値目標を立てましょう。
立てるときのポイントは次の3つ。
- 数字で決める
- 期限を決める
- 達成できそうな目標にする
つまりたとえば「半年後にTOEICでスコア700点を取る」や「1年後に収入アップを目指す(昇給・昇格)」という目標ですね。
達成不可能に感じるほど高い目標は、逆にモチベーションを下げるのでおすすめしません。
(たとえば半年で現在のTOEICスコアを300点あげる、年収を1000万円あげる仕事に転職するなど)
達成可能な目標を立てるときは「前例」があるかどうかで判断しましょう。
半年でTOEICスコアを100点アップできた人がいるなら、その目標は実現可能性があります。
Twitterやインスタグラムで検索すると、スコアアップした点数を発信している人がいるので、参考にしてみてください。
理想のなりたい自分から考える
「実現可能性のある具体的な数字がどうしても浮かびません」という方は、理想とするなりたい自分から逆算するのもおすすめ。
たとえば仕事を転職して収入アップを狙いたいなら、転職エージェントに話をして、英語力を上げることでどの程度のキャリアアップが狙えるかを相談できます。もしくは、社内外の英語ができる友人知人と話をしてみるのをもいいかもしれません。
収入がアップすれば、海外旅行へだって行きやすくなるかもしれません。次の夏に海外旅行へ行くには、春の昇給のタイミングを目指すのが近道かもしれません。
このように、どんな自分になって、どんなライフスタイルを送りたいか、から考えるとモチベーションアップにもなりますよ。
目標はいつでも変えていい
ちなみに目標はいつ変えてもOKです。というかきっと変わります。
いきなり立てた目標で突っ走れる人はほとんどいません。
「どうせ変わるから、仮ぎめでいいや」くらいの柔軟性が大事です。
目標のメリットは、緊張感を生んで実現可能性を上げることです。
が、デメリットは、その目標に縛られること。
あたり前ですが、英語学習だけがあなたの毎日ではありません。
「目標はいつ変えてもいい」くらいの柔軟性と気楽さを持っておくのがおすすめですよ。
②ラップ目標を決めておく
ひとつ大きな数値目標ができたら、ラップ目標を立てておきましょう。
たとえば「1年後にTOEICスコアを200点アップする」が目標なら、
- 1ヶ月後に単語を30個覚える
- 3ヶ月後にリーディングを強化する
- 半年後にTOEICを受けてみる
- 9ヶ月後にその結果から弱点を強化する
- 1年後にTOEICを再度受ける
というようなイメージです。
ラップ感はあなたの感覚でいいので、サクッと立てましょう。
ラップ目標は、小さな目標を積み上げる形にしておくのがおすすめです。
階段を1段でも登ると、見える景色は違ってきます。
そして登った自分を誇らしく思えるのです。
実はそれがすごく重要で、1段でも登る、そして登れた、という小さな成功体験を積み上げていくことこそ、あなたの英語学習を継続できることにもなり、自己肯定感もアップしていくのです。
ちなみに「目標はいつ変えてもいいし変わるもの」という前提はお忘れなく。気楽でOKです。
③自分の現在の英語力を知る
数値目標が決まったら、その目標を達成するために「どんな英語学習が自分に必要なのか」を考えます。
なぜなら足りないことを補うことが英語学習なので。
どのポイントをどのくらい学習する必要がありそうかを考えなくてはいけません。
例えば、TOEICのリーディングの問題集を読むと、わからない単語ばかりだと感じれば、英単語を勉強する必要があるだろうし、穴埋め問題でつまづくのであれば、英文法を見直してもいいかもしれません。
なので大切なのは、先に現在の自分の英語力や学習が必要な箇所を把握すること。
英語を少しでも続けている人なら、肌感で不足している英語力を実感できますね。
そうでなければ、以下の記事から、無料でできる英語力測定テストをやってみることをおすすめします。
自分の現在の英語力を知った上で、目標までの「英語力をあげて収入を増やすためにどういう学習をするのか」という行動目標を決めるのが、英語学習で失敗しないための目標の立て方になるのです。
ちなみに英単語を学習するためのおすすめツールは Amazonのオーディブル。
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デメリットは一切ありません。
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④行動目標に落としこむ
目標を自分の英語力から逆算したら、あと「今から何をするか」の行動目標を決めていきましょう。
たとえばオクスフォード・オンライン・イングリッシュ(Oxford Online English)では、リスニング(24問)、語彙(40問)、文法(40問)、読解(20問)のテストがあり、それぞれ10分〜20分程度でできます。
TOEICを受けるのには、お金もかかるので、こういった無料のツールを賢く使いましょう。
テストから判断できる弱いパートを強化していくだけなので、やればいいことがわかると、そこへ向かって進めばいいだけです。
もしくは、英語コーチングをつけることで、あなたの英語学習を見守ってもらう方法も考えられるかもしれません。コーチが、「いつ、何を、どれだけやるのか」明確な指針、そして日々の学習のフィードバックをくれます。
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上記のように数値目標に対して、今から何をすべきか考えてみてください。
もちろん目標は変わってOKですが、目標から"今"「自分に何が足りないか」「どのパートを学習すれば英語力があがるか」の行動目標まで決めていきましょう。
そして、行動あるのみ。
上記4ステップが、英語学習で失敗しない目標の立て方です。ぜひ参考にしてみてください。
私の英語学習は目標の立て方で失敗してきた話
かくいう私は、これまで目標設定で失敗してきました。
自分の英語力も知らずに「半年後にTOEIC満点目指す」と意気込んで、書店で問題集を買い漁っては、むやみになんとなく英語学習をしていた感じです。
が、結局、テストのスコアはあがらず挫折しました。
それから自分の英語力を分析して、TOEICで苦手だなと感じるところを強化するようにしたところ、英語学習が楽しくなってきました。
無料でできる英語力測定テストではスコアに変化が見られてきたからです。
『英語学習の目標=なりたい自分』なので、なりたい自分をイメージして学習を継続するのがおすすめです。
英語学習の失敗しない目標の立て方4ステップ、のまとめ
最後におさらいしておきます。
英語学習で失敗しない目標の立て方は次の4ステップ。
- 方向性として数値目標を立てる
- ラップ目標を立てる
- 自分の現在の英語力を知る
- 行動目標に落とし込む
この4ステップで目標を立てて、挫折せずになりたい自分になりましょう。