- 学生の時と同じ勉強法だと身についていない気がする
- 知識が身につくまでに時間がかかる
- 大人になって記憶力が低下したと感じる
と感じる皆さん、ぜひこの記事を読んでください。
この記事では、「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」に基づいて、大人が英語を効果的に身につけるための方法をご紹介しています。
学生時代と同じ勉強法を大人になって続けていても、新しいことの定着は期待できません。
逆にいうと、あなたがいつまで経っても結果が出ない、と嘆いたり、挫折してしまうのは、学生時代のやり方を続けているからでは?
ここでは、大人脳にあった英語学習法をご紹介していきます。
あれやこれやと考えずに、まず素直に試してください。
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「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方」という本
まず、私が英語を学び直すにあたり、刺激を大きく受けた本「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」をご紹介します。
著者の加藤俊徳氏は脳内科医であり、医学博士です。
「大人になってからの方が脳は発達する」
冒頭でも述べられているこのメッセージに、40代を超えた私は大いに励まされました。
英語を学んでいても、学生の時ほど身についた気がしなかったからです。
覚えたつもりのことも、「あれ、なんだったっけ?」と思うことが多かったのです。
脳は加齢と共に衰えない
脳細胞は20歳から減っていくというのは聞いたことありますよね。
そのため、大人になればなるほど、理解力や記憶力が低下していく、しょうがないことなんだ、という通説があります。
私も、英語学習がうまくいかないのは、歳をとったせいなんだ、と思うところがあったんです。
しかし、加藤先生によると、それは脳科学的事実と異なるそうです。
脳の成人式は30歳で、45〜55歳に最盛期を迎えるのだそうです。
悩み思考し、経験してきたことを生かして、難しい問題を解決したり、気難しい相手と付き合えたり。
しかも、この時期にきちんと脳を働かせておけば、何歳になっても発達していくそうです。
じゃあどうして、大人になってからの勉強はうまくいかないの?
それは、学生時代の脳と大人になってからの脳は、違うから!
つまり、記憶力は加齢で低下するわけではないのです。
脳の仕組みが変わったのに、同じ勉強法を続けているから、結果が出ないだけなのです。
学生脳は、未熟で未発達で、体力はあるのですが、暗記が得意。
何かを覚える時に、「覚えよう」と覚えられるのです。
だから、学生時代はあんなに暗記ができて、聞いたことをすぐに記憶することができたんです。
大人になると理解して記憶する
大人になって脳が成熟してくると、理解することによって記憶するようになります。
「覚えよう」ではなく、「理解しよう」と頭を働かせるのが大人なのです。
例えば、「compromise」という英単語は、「妥協する」という意味です。
学生にはあまり使う機会のない言葉かもしれませんが、よく意味がわからなくても、学生脳なら覚えることができます。
しかし、大人脳は、「妥協する」ってどういう意味だっけ、というところからスタートし、
「なるほど、意見が違う場合に、お互い歩みよってそれぞれwin-winになるように決着をつけることか。この間取引先ともそういうことあったな。それを英語ではcompromiseというのか。確かに接頭語 ”com-” は・・・」
みたいにして、まず理解し、それによって記憶することができるのです。
大人の脳の特性
このように、大人の場合、記憶に定着するまでに時間はかかります。
しかし、学生時代より学びたい意欲があるということは、大人として脳が成熟しているということなのです。
そのため、大人脳は学べば学ぶほど発達できます。
そして、脳のそれぞれの拠点の特性を理解し、拠点間のネットワーク(道路)をスムーズにすることで、記憶がより定着するのです。
英語学習の前に大人脳を知ろう
大人の英語学習法で、一番大事なことは、脳のルールに従うことです。そして、脳にいい環境を与えること。
そのために、脳の特性を知ることから始めるといいです。
脳の基本的な性格を知る
私たちの脳って、どんなものか知っていますか?
まず、本に基づいて、脳の基本的な性格をご紹介します。
- 怠け者
- すぐサボりたがる
- 飽き性
- 洗脳されやすい
- 影響を受けやすい
- 単純
- ごほうびがあると頑張れる
- 締切がある方が頑張れる
- 使った部分が成長する
- 好きなことには研究熱心
英語学習をうまく継続し、効果を高めるには、この脳とうまくつきあう必要があります。
自分が脳の性格をうまく利用してあげればいいんです。
英語学習をするときに大切な8つの脳番地
加藤先生によると、大切な脳の拠点はこの8つ。
*加藤先生はこの本で各拠点を「脳番地」と呼んでいます。
No. | 脳番地 | 役割 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
トップ3 | 1 | 思考系 | 社長 | 思考、意欲、想像力を司る。 何かを考えるときに働く。 他の脳番地に指示を出し、仕事をさせる。 |
2 | 理解系 | 常務(現場リーダー) | 目や耳からの情報を理解する、推測する。 思考系のパートナー | |
3 | 記憶系 | 総務(記憶調整役) | 記憶を司り、思い出す、覚える、 情報を使いこなす。 一時的な記憶の保管庫である「海馬」 のそばにあり、一緒に動く。 | |
4 | 感情系 | 女王(影のボス) | 喜怒哀楽を表現。 死ぬまで働き、老化が遅い。 感情が動くと記憶に残りやすい | |
5 | 伝達系 | 広報 | コミュニケーションを通じて 意思疎通を図る。 | |
現場 | 6 | 運動系 | エネルギーの源 | 体を動かす。 生まれてから最も早く成長する分野。 まず運動系が働くと、 すべての脳番地がよく働く。 |
7 | 視覚系 | 目の情報屋 | 目で見たものを蓄積。 疲労すると能力ダウン。 知っているものを優先 | |
8 | 聴覚系 | 耳の情報屋 | 耳で聞いたものを蓄積 記憶系が反応しやすい 知っているものを優先 |
8つの脳番地の特性をご紹介しました。
さらなる脳番地の詳細は、ぜひこの本「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」をオーディブルで聞いてみてください。
大人脳をうまく動かす
上にあげた脳番地のうち、トップ3(思考系、理解系、記憶系)を巻き込んで、少なくとも3つ以上の脳番地を働かせるのが、効果的な大人の英語学習法の鍵です。
脳番地同士をつなぐ、道路ようなものが通っています。
普段使わない脳番地同士だと、この道路がガタガタなので、情報伝達がうまくいきません。
その場合、最初はうまくいかないかもしれませんが、心配しないで。
使ってあげることで道路は整うようになります。
「海馬」に繰り返し情報を送る
8つの脳番地とは別に、忘れてはいけないのは、「海馬」(かいば)。
海馬は、記憶系の周辺に位置し、一時的な記憶の保管庫です。
聴覚や視覚からの情報は、一時的に海馬に送られます。(短期記憶)
脳は基本的に新しい情報で上書き保存していくので、短期記憶のままだと忘れてしまいます。
海馬は「繰り返される情報」を大事なものだと認識し、長期記憶として、記憶系へ送るのです。
そして、覚えられた状態になります。
海馬にアクセスしやすいのは聴覚系
耳から入った情報(聴覚系)は、海馬にアクセスしやすく、記憶に残りやすいのです。
しかも、聴覚系は、寝る直前まで動いています。
寝る前には目を閉じて視覚系情報は遮断されますが、耳は寝るまで情報を収集しています。
聴覚を使うと、その後に、理解して(理解系)、まとめて(伝達系)、話す・書く(運動系)と複数の脳番地を動かしていくので、記憶が定着しやすいのです。
ハッピーに強くストレスに弱い海馬
あわせて、海馬は、感情が刺激された情報を長期記憶として残しやすい特性を持ちます。
だからこそ、感情を動かされたスピーチ、映画、音楽、思い出などは、いつになっても覚えているのです。
一方で、ストレスがかかると海馬は萎縮して記憶力が低下します。
つまり、「やりたくないな〜」と思いつつ勉強をすると、余計に勉強がはかどらないのは、そのせいです。
朝10分の勉強を最低2週間続ける
朝は、睡眠で情報が整理され、脳がスッキリしています。
まっさらな状態の脳に、覚えたいこと聴覚系、視覚系、運動系を使って10分だけ使って伝えていきます。
長時間まとめて勉強するのではなく、このように短時間でもコツコツ続けるほうが覚えたいことを効率的に覚えることができます。
なぜなら、覚えたいことが常に頭の片隅に残る状態が続くからです。(海馬への短期記憶)
そうすることで、「あれって頭の片隅に置いてるやつに関連した情報じゃないか?」と視覚系・聴覚系の情報収集力も上がります。すると、勉強していない時でも、必要そうな情報を自然と取り込むようになります。
「あれ?じゃあこう言いたいときはなんて言うのかな?」などと疑問が湧いてきたら、今度はそれについて調べてみます。
このような情報の連続性を作ると、こまめに情報が残り、記憶に定着しやすくなります。
あなたは聴覚派?視覚派?
情報の収集をする、聴覚(耳)と視覚(目)ですが、人によって優位性が違います。
一般的に女性の8割は聴覚派、男性の6割は視覚派と言われています。
聴覚派?視覚派?チェックしてみよう!
あなたが聴覚派なのか、視覚派なのかをチェックしてみましょう。
以下のテストでチェックがついたほうがあなたの優位なほうです。
聴覚派
- 子供の頃、音楽に関する習い事をしていた
- 人の話を聞くのが好き
- 音楽をかけるなど、常に音がないと落ち着かない
- 言葉や数字は口ずさんで覚えることが多い
- 言われたことはメモしなくても忘れない
視覚派
- スポーツやゲームが得意
- 自然の中で過ごすのが好き
- 文字や数字を映像で覚える
- 文字や絵を描いて覚えることが多い
- 絵を描いたり見たものを再現するのが得意
引用元>「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」
勉強に有利なのは聴覚派
聴覚は、複数の脳番地をいっきに働かせることができ、かつ、視覚より海馬にアクセスしやすく記憶に直結するのです。
それに、夜寝る時ですら、目を閉じれば視覚情報はなくなりますが、耳は寝る直前まで情報収集をしています。
そのため、記憶するには聴覚に頼る方が有利。
オーディブルなどで耳から聞かせてあげるほうが、記憶に残りやすいのです。
夜寝る前の耳からのインプット
特に夜寝る前は、聴覚が寝る直前まで動いています。
聴覚によってインプットすると、寝ている間に記憶が整理されるので、寝る前に、キクタンなどの英単語や、英文をリスニングするのもおすすめです。
そして、よく眠ることで(7〜9時間)頭が整理され、記憶に残るのです。
記憶を定着させるためにスマホはNG
せっかく覚えたいことを聴覚からインプットしても、その後にスマホを見てしまうと、新しい情報に邪魔をされ、記憶に残りにくくなります。
聴覚派も視覚派も音読しよう
あなたが聴覚派でも視覚派でも「音読」は脳にとってもいいです。
よく聞いて(聴覚系)、文字を読み上げるのならばよく見て(視覚系)、理解して(理解系)、まとめて(伝達系)、話す・書く(運動系)と複数の脳番地を動かすからです。
脳がフル回転します。
英語学習で効果があると評判の「シャドーイング」は、まさに脳をフル回転させる絶好の学習法。脳科学的にも真実なのですね。
脳をハッピーにさせて働かせる
前述したので、脳の性格はご存知ですよね。
脳は単純で洗脳されやすいので、実は簡単に良くも悪くもなります。
例えば、「勉強したくないな〜」と思いながら勉強すると、そのストレスは海馬を萎縮させ、学習したことは身につきません。
しかし、ちょっとしたことで、脳をハッピーにさせてあげると、感情系の「うれしい」「楽しい」と働き、やる気を出して取り組むので、学習の効果が期待できます。
脳はどのようにすればハッピーになるのでしょうか?
ごほうびを用意しておく
脳はごほうびが大好き。
後10分勉強したらチョコレートを食べよう、とか、この資格に合格したら旅行へ出かけよう、と脳を喜ばせることを考えます。
すると、脳内の幸福物質「ドーパミン」が出て、途端にやる気を出します。
声に出して、自分に聞かせてあげると、聴覚系、運動系、理解系も一緒に働き、より効果的です。
期限を設ける
怠け者の脳は、デッドラインを設けることでよく働きます。
20分から50分を目安に勉強します。
50分を小分けにして、20分、小休憩、20分とするのもいい方法です。
特に、苦手なことを勉強すると、脳は疲れやすいので、時間をこまめに区切るほうがいいです。
メンターやモデリングを用意しておく
模倣は創造の母と言われる通り。
自分が憧れる人やこうなりたいという人がいると、脳はそれに近づこうとがんばります。
そして、自分がこうなりたいという願望を声にし(運動系)、自分自身に聞かせてあげるんです。(聴覚系)
すると、達成した時の様子を想像した脳がハッピーになり、思考系がそれに合わせた行動をするようになります。
思考系は、脳の社長なので、誰も逆らえないのです。
私は、30年も前から、カーベンターズの唯一無二の声を持つカレンに憧れています。
彼女の英語の発音が大好きで、昔からよく歌を歌いながらマネをしていました。
そのおかげか、ネイティブにも発音がキレイだとほめてもらえます。
聴覚派の人は好きな音楽を流す
聴覚派の人は、大好きな音楽を流すことによって耳から脳を喜ばせてあげることも効果的です。
音楽を聴いて気分が良くなると、脳内の幸福物質ドーパミンが出て、ストレスを減少させる効果があります。
視覚派の人は目に見えるもので脳を喜ばせる
視覚派の人は、英語学習するときの道具や視界に入るものがかっこいいと、脳が喜び、勉強をがんばる傾向にあります。
ノートやペンなどの文房具から、イヤホン、iPadなどのガジェットはお気に入りのものを揃えて、ハッピーな気分で英語学習をスタートしてください。
アウトプットを意識しながら覚える
アウトプットは脳番地のトップ3(思考系、理解系、記憶系)だけでなく、まとめて伝える伝達系も働きます。
脳は情報をインプットするときだけでなく、アウトプットのために取り込んだ情報を思い起こすとき、より強く記憶させる能力が備わっています。
加齢とともに、アウトプットの比率を高めることで、脳の元気な状態が保たれます。(SNSやブログで発信、覚えたい内容を独りプレゼンするなど)
それに、いざ誰かに伝えようとすると、「あれ、これってどうだったっけ?」と曖昧なところが出てきます。
そこは真に理解できていないところなので、また学び、またアウトプットします。
勉強を始める前にゴールを決める
ゴールの決まっていないマラソンは不安と迷いが表れます。
ゴールがわかっているからこそ、ペース配分ができたり、最後のひと踏ん張りができるだけの体力を残しておこうとします。
これと同じように、ゴールを設定しておくと、思考系がスケジュールを立てて、他の脳番地へ指令を出してくれます。
英語学習のゴール(目標・目的)を立てておくこともそうですが、もっと簡単な方法もあります。
それは、勉強の始めに、その日学習する本や参考書をパラパラと見ること、なのです。
全体像を把握しておくと、なんとなく学習計画が立てられたり、今日はここまでにしておこう、とあらかじめ脳が大好きな期限を設定しておくこともできます。
もしくは、「あ、これ知っているかも」とか、「これ、楽しそう」と思う場所から学習を始めるのも、脳がやる気になって、学習効果が期待できます。
大人脳に効果的な英語学習法5ステップ
ここまで読んでいただいて、大人脳は、暗記が主流だった学生時代とは違うことがお分かりいただけましたか?
だからうまくいかなかったんだ、と気づくことも多かったのではないでしょうか。
これらの大人脳の特徴を理解した上で、おすすめの英語学習法をたった5ステップでまとめました。
早速取り組んでみてください。
- メンターとなる人、お手本を見つける。
その人をよく観察し、どんなところが好きで、どんなところをマネしたいのか考える。
どのようにしたら、その人に近づけるか考える。 - 朝、短い時間(10分や20分)勉強する。
例えば、英単語を10個を覚えるようにする、10分間音読をする、など。
目でスペルをじっくり見て(視覚系)、書いて(運動系)、声に出して(聴覚系)、文中での使い方を意識(理解系)。 - 日中、朝覚えた英単語をたびたび思い出す。
頻繁でなくてもいいので、お昼ご飯を食べて、ちょっと目を通す、や、移動時間中に目を通す、など。スマホのメモアプリや、写真アプリに撮った写真を入れておくと、同僚がいても確認しやすいですね。 - 寝る1時間前に、また朝覚えた英単語を復習する。
そして、オーディブルなどで耳からインプットする。 - スマホを見ると情報が上書きされたり妨害されるので、見ない。
そして、7〜9時間よく眠る。
英語学習できない時は遠慮なく休む
英語学習ができない時は、思い切って休みましょう。
自分だけの事情じゃなく、会社の都合や家族の事情で「今日は勉強できない」ということも。
そんな事情があるのが「大人」ですもの。
できないものはできない。
そんな時は思い切って休んじゃいましょう!
好きなことをしたり、好きなものを食べたりして、脳内の幸福物質を出しましょう。
そうしてよく眠った翌朝、また5分、10分の英語学習を継続していきましょう。
疲れたと感じたら運動
脳が疲れたと感じたら、それ以上やってもムダ。
ウォーキングで運動系を働かし、脳の情報処理能力をアップさせるのがおすすめです。
なぜなら、運動系はすべての脳番地のエネルギー源。
人間は、お母さんのお腹の中にいる時から手を握ったり、指しゃぶりをしたりして、運動系脳番地を働かせる準備をしています。
そして誕生してすぐに泣き、手足を動かし、脳の機能を発展させていきます。
運動系が働くから、視覚系と聴覚系も働くし、視覚&聴覚によるインプットがあって初めて、アウトプットも成立します。
「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」
デスクワーク中心の人は、1日合計60分を目安に動くといいですよ。
挫折しそうになったら脳番地を思い出す
新しいことが身につくのには時間がかかります。
なぜなら、普段使わない脳番地同士の道路はうまくつながっていないためです。
そのため、覚えたいことが身についていないな、と感じたら、「今、脳番地ががんばっているところなんだ」と理解して、少し新しいことにしがみつくことが必要です。
いつもより、少し学習時間を減らして気晴らしするのもいいと思います。それでもとにかく続けます。
そうすれば、次第に脳番地の間の道路が高速道路化し、スムーズに流れるようになります。
アウトプットの機会を増やしたい人
アウトプットを意識することによって、記憶系や運動系が働き、より記憶が定着することをお分かりいただけましたよね。
ネイティブ・スピーカーと英語で話すことによって、アウトプットをしたい場合は、オンライン英会話がおすすめです。
スキマ時間に、5分や10分の短い時間で、アウトプットの練習ができます。
「オンライン英会話で話す」ことをゴールや期限に設定することで、学習がより効果的なものになります。
以下の記事で、オンライン英会話10校を比較しています。
参考文献
今回ご紹介した記事は、「一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方 加藤俊徳著」に基づいて、私がこれまでの英語学習と独自の観点から、大人の英語学習法についてまとめたものです。